共感することと、理解すること

子育て

息子がピアノを習い始めて5年経ちました。

息子は今年度のピアノの目標として、

最後のコンクール出場して入賞することと、

ピアノグレードを姉と同じ級まで取得すること、と決めていました。

この間、いよいよ最後のコンクールの日がやってきました。

これまでの成果を後悔のないように発揮してほしいと、その日まで毎日毎日、本人はもちろん私達親も、声かけや付き添いなど出来る範囲でサポートしてきました。

結果は、

なんと、入賞することが出来ました!!

結果を知った時、家族みんなで驚きと喜びで目を見開いて、歓喜の声を上げました。

入賞したことで、全国大会に出場する事が出来ることになり、家族で盛り上がったのですが…。

全国大会の開催地は『東京』。

出場するためには、出場料だけでなく、交通費や宿泊費、レンタルルームの費用や、特別レッスン料など、親の私も一緒に行くとなると、10万円では足りません。

「全国大会に出場するなら、本気で取り組める?入賞するぞ!という、意気込みで頑張れるのなら私達家族はもちろん応援するよ!

でも、せっかくだから出てみようかなぁ。とか、やってみたいなぁ。くらいの気持ちなんだったら、出場するのは辞めてほしい。そんな余裕のお金がある訳じゃないから」

と息子に伝えました。

息子は一晩考えて、次の日の朝こう言いました。

「全国大会出場は辞めます。」

「そうなんだ、本当にいいの?」

「うん、今年度の目標はコンクールで入賞する事と、ピアノグレード試験を目標の級まで合格する事だったから

一つ目の目標は達成したし、

全国大会に出るってなったら、3月のグレード試験を合格するための練習が足りなくなるかもしれない。

たくさんたくさん練習するぞってほど、ピアノが好きなわけでもないし。

どっちもやるぞってほど練習頑張れないと思うから、出るの辞退する。」

「そっか、わかった。行ってらっしゃい」

「行ってきます!」

そして息子は学校へ行きました。

正直に言うと、
「せっかく全国大会に行けるのに」
「挑戦してみたらいいのに」
という気持ちは、今もどこかに残っています。


私は感情で動くタイプで、
チャンスがあれば飛び込んでみたい人間です。
だから、息子の選択に共感はできません。


でも、理解はできます。


息子なりに考えて、
自分の気持ちや今の状況、
出来ること・出来ないことを冷静に見つめた上で出した答えなんだと思います。


「やってみたい」ではなく、
「やり切れるかどうか」を基準にした判断。
自分の力量、気持ち、優先順位。
それらを冷静に見つめて、
「今の自分にはここまで」と判断した息子。
それは、大人でもなかなか出来ないことだと思います。


そして、それは私にはない強さで、
正直「すごいな」と思いました。


それでもまだ、少し未練はあります。
「行ってほしかったな」と思う気持ちも、正直あります。だけど、


共感できなくても、理解はできる。


そして何より、息子が自分で決めた選択だということを
大切にしたいと思います。


親としては、
出来るだけ…息子の決断を応援していきたいです(⁠^⁠~⁠^⁠;⁠)⁠ゞ

あとは、最後の目標。
ピアノグレード試験に向けて、あと少し。


悔いのないように、頑張れ。

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